Well-being Lab.の取り組みを書籍化『防災×Well-beingノートブック』出版のご報告

まちあいの森の中で、語り合い、学び合い、それを書きとめてきた内容を言葉として紡ぎ直し、一冊の本にしました。

『防災×Well-beingノートブック』(著:Well-being Lab.学びの場記録作成委員会/出版:言の葉の森出版)

ついに Amazon Kindle で刊行されました。

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「言の葉の森」とは

まちあいの森では、IMA LIBRARY(地域で育み私設図書室)やWell-being Lab.(普段の暮らしの幸せを育む実験・挑戦の場)を展開しています。

優しいつながりと豊かさ溢れる場づくりに取り組む中で、日々会話が交わされ、学びが育まれ、誰かのつぶやきや気づきが生まれます。

それらは、可能な限り大切に記録することを心がけています。

このWEBサイト、「言の葉の森」は、その小さな言葉たちを束ね、地域の知と記憶を未来へ手渡すためのメディアです。

今回の出版は、その取り組みの延長線上にあります。

誰かの「学び」や「想い」がページに刻まれ、また次の学びを生む――そんな循環の森を目指しています。

地域で育てた学びを「本」にするということ

2025年9月、阪急豊中駅前の「まちあいの森」で開かれたWell-being Lab.学びの場のテーマは「防災×安全」。

参加したのは、20代から70代までの多様な世代。

阪神・淡路大震災を経験した方、東北の被災地を訪れた大学生、地域で活動する方、子育て中の親御さんなど。

それぞれの経験や知恵、想いを持ち寄り、「いざという時に備えること」だけでなく、「日常の中で安心やつながりをどう育てるか」を語り合いました。

その時間を記録し、整理し、言葉として編んだものが、今回の『防災×Well-beingノートブック』です。

Well-being Lab.学びの場「防災ノートブック」について

この本は、単なる防災のマニュアルではありません。

ページを開くと、問いがあり、書き込む余白をたくさん設けています。

防災ノートブックは、読むだけでなく「対話する」「考える」「共有する」ための本。

  • 家族や地域で助け合う関係をどう築くか
  • 災害時に心を落ち着けるためのセルフケア
  • 子どもや高齢者を含めた地域のWell-beingとは何か

そんなテーマを、書き込み式の学びノートとしてまとめています。

なぜ出版したのか

まちあいの森の活動は、いつも「実践する」「振り返る」「学ぶ」というようなサイクルを大切にしています。

その意味で、「記録する」「伝える」ということは欠かせません。

本を出すという行為は、その延長です。

今回得た素敵な学びの体験を記録するとともに、より多くの人と共有しながら、私たちも学びを振り返り、未来につなげられるように…。

学び合った内容を書籍として残すことで、

・地域で共有しやすくなる

・他の地域でも実践のヒントになる

・未来の学びの土壌になる

そんな知の循環を生むことを目指し、WEBメディアとして整理するだけではなく「出版」という形に踏み切りました。

『防災×Well-beingノートブック』概要

  • タイトル:防災×Well-beingノートブック
  • サブタイトル:地域で学んだ防災の記録と、Well-beingを育むオリジナルノート
  • 著者:Well-being Lab.学びの場記録作成委員会
  • 出版:言の葉の森出版
  • 形式:Kindle版・ペーパーバック版
  • 🛒 Amazonで購入する

これからの展開

Well-being Lab.学びの場は、今後も、まちあいの森・IMA LIBRARY・Well-being Lab.を中心に、「毎月1つのテーマ×Well-being」で学びの場を広げていきます。

防災から始まったこの取り組みは、教育、地域福祉、環境、キャリア、家族など、様々なテーマとして育んでいく予定です。

そして、その中で生まれた言葉たちを、これからも「言の葉の森」で記録し続けます。

ことばを育て、まちを育てる。

まちあいの森から生まれた「取り組みの記録」である「言の葉の森」は、今日も静かに息づいています。

あなたもこの森に一歩足を踏み入れ、ページをめくってみませんか?

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